市販のホワイトニングって効果あるの?

  • Home   >  
  • ブログ   >  
  • 市販のホワイトニングって効果あるの?

市販のホワイトニングって効果あるの?

日本で市販されているホワイトニンググッズは、国内の規則の下で販売を許可されているので基本的には安全ですが、効果が弱いのが一般的です。効果は歯に着色汚れがある人ほど実感できるので、個人差が出てきます。ホワイトニンググッズを使用したのにもかかわらず、そんなに白さが変わっていないと感じる人はもともとの着色汚れが少ない人かもしれません。ホワイトニング効果を感じない場合も使い続けることで着色汚れを防止できるので、歯を白く見せたい人は続けることをお勧めします。

 

市販されているホワイトニンググッズには、歯磨剤(研磨剤)が含まれています。前述の通り、歯の健康のことを考えて作られた歯磨き粉には研磨剤不使用なものもありますが、ホワイトニングの観点から言えば、研磨剤が含まれていたほうが着色汚れは取れます。ですが、着色を落とすことに対して過度な期待はしないほうがいいでしょう。

最近は、国内市販のホワイトニンググッズの効果がもの足らず、外国製品を個人購入して使用している人も多くいらっしゃいます。これは少々危険です。なぜかというと、アメリカ人に比べ日本人の歯はエナメル層が薄いので、外国製のホワイトニンググッズだと効き目がありすぎてしみる場合があるからです。これを続けると、エナメル層を弱くしてトラブルのもとになってしまいます。せっかくけんこうてきな歯なのであれば、健康な状態を維持しつつできるホワイトニングを選びましょう。よりホワイトニング効果を得たい場合は、毎日のホームホワイトニングと定期的な歯科医院でのオフィスホワイトニングの両方を行うと良いでしょう。オフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングの違いについてご説明しますね。

 

【オフィスホワイトニング】

歯科医院で行われる処置。過酸化水素が主成分の薬剤を使って専門家の指導の下で行うため、より短期間で効果を実感することができます。1回1時間程度、平均価格3万円程度です。オフィスホワイトニング後、当日中はコーヒーやワインなど着色しやすいものの飲食は避けると効果的です。

 

【ホームホワイトニング】

過酸化尿素が主成分の薬剤を使用して行うホワイトニング。過酸化水素に比べて過酸化尿素は効果が緩やかに表れるので、時間をかけて歯を白くしていきます。

かかる時間も費用も、ものによってまちまちです。オフィスホワイトニングに行きたいけれど、なかなか時間を取りにくい人はホームホワイトニングが人気です。

 

100年歯を失わない生き方』参照