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ひらい歯科クリニックの虫歯治療
痛みの少ない歯科治療
当院では、治療の際にできるだけ痛みが少なくなるような処置を心がけております。麻酔を作用させる上では、以下の3つのプロセスを踏むことで、痛みを最小限に抑えます。
表面麻酔
「歯科治療が痛い」というイメージは、多くの場合、注射針を刺すときの痛みに由来しています。歯茎に針を刺したときの「チクッ」とした鋭い痛みが強い印象に残るからです。表面麻酔は、注射針を刺す部位に麻酔ゲルを塗り付ける処置です。数分後には、注射針による痛みが気にならないくらい、歯茎の感覚が麻痺します。
極細の注射針を使用
注射針を刺すときの痛みは、針の太さにも影響を受けます。針が細ければ細いほど、歯茎に刺したときの痛みは弱まりますので、当院では最も細い注射針を使用しています。
電動注射器の活用
注射による痛みは、麻酔液の注入速度にも影響を受けます。注入する速度が速すぎたり、安定しなかったりすると、不快感や痛みが生じることとなります。そこで当院では、ゆっくりと一定の速度で麻酔液を注入することができる「電動注射器」を活用しています。
できるだけ削らない虫歯治療
私たちの歯は、削れば削るほど寿命が縮まります。なぜなら、一度削った歯は元に戻らないからです。そのため、5回ほど治療を受けると、削る歯質がなくなるため、歯を抜くことになるといわれています。そんなかけがえのない歯質を守るために、当院ではできるだけ削らない虫歯治療を実践しております。
う蝕検知液の活用
う蝕検知液とは、虫歯になっている部分だけを染めることができる薬剤です。健康な歯質との境目が明瞭となるため、削る量も最小限に抑えることができます。
マイクロスコープによる精密治療
歯はとても小さな組織です。虫歯と健康な歯との境目も、厳密には肉眼で確認することができません。そこで当院では、マイクロスコープという歯科用顕微鏡を使った精密治療を行っております。視野が肉眼の20倍にまで拡大されるため、虫歯菌に感染した歯質のみを除去することが可能となります。
歯の神経を抜かない虫歯治療
歯の神経は、歯に対して栄養を供給する大事な組織です。神経をとってしまうと、いよいよ歯の寿命が近づきます。栄養供給の断たれた歯は、枯れ木のようにもろくなるからです。また、外からの刺激を感受することもできなくなります。
ですから、当院では歯の神経を抜くのは、最後の手段と考えております。そこで活用しているのがMTAセメントです。この薬剤を使用することで、本来なら神経を抜かなければならない症例でも、残せる可能性が高まります。
できるだけ抜歯をしない虫歯治療
虫歯が重症化すると、歯の頭の部分が崩壊した状態となります。これでは歯としての機能を果たすことができないため、多くの場合、抜歯となります。当院では、こういった症例に対して「エクストルージョン法」を適用することがあります。
エクストルージョン法とは、歯根挺出術とも呼ばれる施術法で、歯茎の下にある歯を歯茎の上まで引っ張り上げます。そうすると、被せ物の土台として活用できるようになるのです。
患者さまのお口の健康を守るために
当院では、患者さまが10年後も20年後も健康なお口でいられるよう、治療後のサポートにも力を入れています。定期的にご来院いただくことで、お口の中に異常がないかを確認いたします。とくに虫歯治療を施した部位は、しっかりと経過を観察させていただきます。